本紙毎週水曜日付10面のコーナー「いま20才」を担当して2年余り。毎週、夢や希望に満ちあふれる20歳(19~21歳)を紹介している。取材対象は筆者より干支が一回り以上下の人。いま何をしていて、将来どうなりたいかがベースになる。そんななか、コーナー担当の引き継ぎ時に「好きなタイプ」と「結婚について」は昔から必須と聞いたが、「好きなタイプ」はさておき「結婚について」は、ほとんどの人が「いつかはしたい」「○歳ぐらいまでにできたらいいかな」とぼやっとした感じ。同コーナーがスタートした昭和55年から37年、開始当初は20代前半で結婚する人が多かったということだろうか。
国立社会保障・人口問題研究所がこの春に発行した「人口統計資料集2017」によると、50歳までに一度も結婚をしたことがない生涯未婚率は2015年で男性23・37%、女性14・06%。前回2010年の調査では男性が20・14%、女性が10・61%で、5年間で男女ともに3~4%増加し、過去最高を更新している。1990年では男性が5・57%、女性が4・33%。調査のたび大きく割合を伸ばしているという。一方で昨年、同研究所が発表した出生動向基本調査によると、「いずれは結婚しよう」と考える未婚者の割合は回を重ねるごとに減少傾向にあるものの、男性で85・7%、女性で89・3%と依然として高い水準。結婚に踏み切れない理由は「結婚資金」が最多で男性の43・3%、女性の41・9%が挙げた。毎週、人探しに骨が折れる「いま20才」。結婚がすべてとは思わないが、出生率の低下や人口減少が問題となるなか、結婚に憧れる若者が増える社会環境の整備は必要だと、ふと思った。 (笑)

