16日告示の日高川町長選で無投票当選を果たした久留米啓史新町長(61)が29日、100人の職員と支援者らに迎えられ初登庁。町長室のいすに座って「身の引き締まる思い」と話し、職員に対しては「私1人では何もできません。一緒に頑張っていただけるようお願いします」と町政発展へ協力を呼びかけた。
 久留米町長は、午前8時半に役場に到着。職員から歓迎の花束を受けたあと、笑顔で役場に入った。町長室のいすに座ってからは「非常に重みを感じる。今後は選挙中住民に約束してきたことを実現できるよう努力していきたい」と決意を新たにした。
 訓示式では選挙中訴えてきた、産業振興、人口維持、子育て・高齢者支援、防災対策、行財政改革の5つの公約をあらためて紹介。中でも人口維持は早急に取り組むべき課題として「若い方が町内に家を建てる際に補助金を出すなどが考えられるが、家を建てるための土地がないという声が多い。計画のない未利用の町有地を活用するとともに民間の土地利用も促進していきたい」と話し、このほか高齢者対策、防災対策も早急な対応が必要とした。
 公約への具体的な取り組みについては「今後、調査や協議をしていきたい」と述べ、すぐに予算化していく内容でないことを説明。副町長については選任する方針で、6月議会での提案を目指している。