次期衆院選へ和歌山3区から出馬を表明している共産党新人で御坊市議の楠本文郎氏(62)=塩屋町南塩屋=をはげます会が28日、御坊商工会館で開かれ、支持者ら300人が集まった。楠本氏は出馬を決意した経緯を説明し、「憲法を守り、貧困や格差のない社会へ」と支援を呼びかけた。
楠本氏は御坊市内の小学校の教職員時代、6人に1人の子どもが貧困家庭に育ち、学校に行けない状態であったことを説明。また市議会議員として生活保護を受けられないという多くの相談を受けてきており、受給希望者は社会的な要因によって保護が必要になっていると指摘。「この貧困や格差は御坊だけでなく、国が生みだしている。放っておくことはできない。自分ができることをやろう」と出馬を決意した理由を紹介。
また、安倍晋三首相については加計学園と森友学園の問題や憲法の改正案などを挙げ、「自民、公明、維新の応援を受けているが、彼は政権の代表者ではなく独裁者の境地に向かっている」と非難した。
選挙については「市議会のころは自分が頑張れば何とかなることもあったが、出馬を決意してこの半年、各地で訴えてきたがとても追いつかない」。さらに「相手が相手だけにより頑張らなければならない。皆さんの代表として魂を持って頑張りますので、力を貸してください」と呼びかけた。
このほか昨年の参院選に出馬した由良登信氏や楠本氏の同級生、支持者、親戚らがそれぞれ応援スピーチを行った。
はげます会では今後、ポスターを張ってPRしていくほか、会員を増やし、秋ごろには大演説会を計画している。

