印南町公民館印南分館(坂下緋美分館長)は28日、町公民館で「食育とふるさとの歴史に親しむ会」を開き、町内の小学生ら10人が高足膳を使った昔ながらの食事を体験した。
 「昔の食事を体験しよう」をテーマに坂下さんが講師を務め、和食の基本的な組み立てという一汁三菜について説明。参加者は畳でのおじぎの仕方、箸の持ち方、食べ方のマナーや和紙を使った箸置きの作り方を学んだあと、実際に足つきの膳で料理が並び、子どもらは「時代劇で見たことある」など、一汁三菜の食事を楽しんでいた。