御坊市議会最終日の22日、副市長に現総務部長の龍神康宏氏(60)=美浜町吉原=の選任を求める追加の人事案件が提案され、全会一致で同意した。龍神氏は3月末で定年退職し、4月1日から就任する。前助役が平成18年11月に退任して10年4カ月ぶり、副市長制度に変わった平成19年4月以降で初めての副市長誕生となった。
柏木征夫市長は提案にあたって「龍神氏は財政部門を中心に要職を歴任し、平成22年からは執行部の要である総務部長として卓越した行政手腕を発揮され、副市長の職務代理者としての役割も担ってきた。豊かな行政経験、広範な識見の持ち主で、副市長として適任」と述べて理解を求めた。採決では全会一致で可決となった。龍神氏は「責任の重さを痛感している。心を引き締めて職務に精励し、柏木市長の公約実現のお役に立ちたい」と抱負を述べた。柏木市長は「新庁舎建設などさまざまな行政課題に対して対応力の一層の強化を図るためと、行政の継続性が必要と考え、副市長ポストを設けた」と強調した。
龍神氏は昭和50年3月日高高校、54年3月に静岡大学を卒業。54年4月に市役所に採用された。平成5年財政課財政係長、13年に財政課長補佐、19年に財政課長を歴任し、22年4月から総務部長に就任。財政の健全化等に手腕を発揮してきた。
この日の議会では上程28議案をすべて原案通り可決したほか、追加の市消防委員会委員に、新たに市議の西本和明氏(66)=御坊市野口=の委嘱に同意を求める人事案件も提案、同意して閉会した。

