綱渡りとトランポリンの要素をミックスしたスポーツ「スラックライン」を普及させようと、M・T・Bラインクラブが御坊市を拠点に本格的にクラブ化し、13日から教室をスタートさせた。
 スラックラインは、遊びながら体幹やバランス感覚が養われ、集中力もアップするなどさまざまな効果が期待でき、全国的に広がりをみせている。M・T・Bは1月に体験会を開き、多くの家族連れらが参加するなど好評で、今後は毎週月曜日午後7時から湯川中学校体育館を会場に教室を開いていくことにした。
 初日は保育園児から大人まで約20人が参加。バレーのポールとポールの間に張ったラインの上を歩く基本から行い、楽しそうに挑戦していた。日高町から参加した白井綾子さん(36)、稟子(りこ)ちゃん(8)、望登(みと)ちゃん(6)母子は、「初めて参加しました。バランスが難しいですが、楽しい。来週からも参加したい」と笑顔で話していた。時間内は出入り自由で、気軽な参加を呼びかけている。