東日本大震災から丸6年となった11日、みなべ町のガールスカウト(県第5団)は南部公民館で防災をテーマに活動を行い、小中高生のメンバー24人が震災募金などの準備を行ったほか避難時に役立つロープの結び方を学んだ。
19日に催される同町晩稲の岩本食品ぷらむ工房感謝祭のイベント会場で募金活動を計画しており、東日本大震災や熊本地震など災害支援のほか、世界の恵まれない子どもたちにもユニセフを通じて募金を届ける。
メンバーたちは模造紙に「被災地災害救援募金」などと書き当日に備えて準備した。万一避難生活を強いられた時に役立つようにと、ロープの結び方についても学んた。田辺高校1年の濵口柚香さんは「小学4年生の時、東日本大震災の映像をテレビで見た。現実に起こったことと思えないほどの衝撃だった。募金活動を通じて被災者の大変さを少しでも和らげ、笑顔になってもらいたい」と話していた。