少し前、約9年ぶりに車を買い替えた。仕事柄車に乗っている時間が多いので、9年といっても走行距離は28万㌔を超えた。
 同じ車種だが、9年も経つといろいろ装備が変わっている。一定の速度を保つクルーズコ
ントロールや自動ブレーキ、ふらつき防止のアラーム、障害物接近のセンサーなど。特別必要だったわけではないが、オプションのセットだったため取り付けた。これが、意外に使える。走行距離が多い分、事故に遭ったり起こす確率も高くなるので、安全への装備はあるに越したことはない。
 中でもクルーズコントロールが良い。高速道路など走行中、ハンドルに付いているボタンを押せば、その速度を自動で保つというもの。レバーを上下すれば、1㌔単位で調整も可能だ。右足の力を抜けるようになるだけだが、これが意外に楽。中には前の車の速度や車間距離を感知して、一定の車間距離を保って速度も自動調整するものもあるとのことで、さらに便利なのだろう。
 自動ブレーキやアラームもあれば助かる。過去に追突しそうになったことがある筆者にとっては心強い。ただ狭い場所で切り返す際にも発動し、結構余裕をもってブレーキがかけられるので、切り返す回数が増えてしまう。またクルーズコントロールについては昨年高速道路で事故が発生しており、減速をほとんどしない高速走行の状態で追突したため、死者も出ている。
 便利な機能も頼り過ぎるとそれによる障害が出てくる。運転サポート機能が充実するのはいいが、それに伴って自身の運転技術が低下しては意味がない。バックモニターなしでのバックの仕方を忘れてしまった自分に、つくづく思う。     (城)