御坊ロータリークラブ(阪本仁志会長)が小学5年生と中学2年生を対象に実施した第12回和田勇物語感想文の最優秀賞に小学校の部で力津彩愛(さら)さん(志賀)、中学校の部で森山栞奈さん(御坊)が決まった。地域社会に貢献した人に贈る和田勇賞には印南町印南の坂下緋美さんが選ばれ、いずれも10日に商工会館で表彰式が行われた。
 小学校は22校421人、中学校は15校500人が応募し、それぞれ最優秀賞1人、優秀賞1人、入選(小学22人、中学14人)を選んだ。
 力津さんは、和田氏がアメリカにいるころ日本人水泳選手団の受け入れを申し出たこと、東京オリンピック開催へ奮闘したこと、日系人高齢者のための福祉施設の整備に取り組んだことなどを挙げ、「故郷を思い、自らをかえりみず人のために尽くした。その気持ちの根底には分かち合いの精神が息づいていたと思う」と締めくくった。
 森山さんは、オリンピック開催へ情熱を持って取り組んだ和田氏夫妻の話を学び、自身に大きな影響を与えたと強調。「私は夢は何ですか?と尋ねられれば自分が有名になることや得になることばかり口にしてきた。しかし和田さんの考えを知り、私も人々に勇気と自信を与えられる人、自分より他人を思いやれる人を目指して生きていきたい」と気持ちをあらためたことを主張した。
 和田勇賞は地域社会で活躍している人を顕彰する取り組みで、不定期に表彰。坂下さんはかつお節発祥の地の印南町から各地へ製法を伝えた漁民の顕彰碑建立に尽力するなど、地域の偉人を後世に伝える取り組みをしてきたことなどが評価された。優秀賞、入選は次の皆さん。
 小学校▽優秀賞=伏木千晴(御坊)▽入選=舩木彩羽(清流)、久保真吾(清流)、細田春那(和佐)、伏見志(切目)、皿山麗丘(内原)、大前沙帆(中津)、浜野七宏(白崎)、大江勇輝(塩屋)、玉置充将(三百瀬)、濱未來(比井)、中本樹志(衣奈)、足立星(湯川)、濵田姫乃(由良)、花谷昂祐(稲原)、宇和七音(川辺西)、石永琉愛(松原)、鉢本雅(笠松)、井川咲世(印南)、尾前美優(野口)、宮井礼菜(藤田)、寒川仁(笠松)、谷口愛純(山野)
 中学校▽優秀賞=大井菜月(清流)▽入選=児嶋凛(日高附属)、藁科早希(切目)、久保田彩楓(印南)、小阪和永(河南)、池本華澄(美山)、平松楓(美山)、楠見慎海(名田)、谷口明洋(早蘇)、神田蕗(由良)、玉井咲世(湯川)、山本琉稀(日高)、田中慈晏(稲原)寒川薫(大成)、玉置芽依(松洋)