御坊市内の幼稚園、小中学校で発生したノロウイルスによる集団食中毒を受けて26日から臨時休園・休校となっていた園、学校が2日から再開。各園・校では児童らへ感染防止の手洗い方法などを呼びかけた。
 市内で最も児童数が多く、発症者数が多かった御坊小学校(弓倉正啓校長)では、感染を防ぐため体育館での全校集会を取りやめ放送集会を開いた。弓倉校長が「皆さんの中には苦しい思いをした子もいると思いますが、皆さんの机やいす、トイレを消毒し、安心して来られるようにしました」と話し、トイレで大便をした後や嘔吐した際は教諭に連絡すること、丁寧な手洗い、マスクの着用を呼びかけた。続いて保健教諭の手洗い指導に入り、指や手首までしっかり洗う方法を歌で紹介。歌のあと、実際に手洗い場で実践し、児童たちは教えられた通り丁寧に洗っていた。2年生の岡本花穂さんは「26日からずっと家にいたので、きょうは友達に会えてうれしいです」と笑顔を見せていた。
 小中学校では臨時休校で遅れた授業を取り戻すため、平日に1限増やしたり、土曜日に授業をするなどして対応。中学校のクラブ活動についても2次感染防止へ、当面行わない方針となっている。
 2日午前10時現在、症状を訴えているのは児童ら25人、教諭0人の合計25人。