平成29年がスタートした。ことしはとり年ということで、初詣に地元の神社に加え、田辺市の闘鶏神社に行ってきた。新年早々ダジャレ的な発想で罰当たりかもしれないが、それはさておき、昨年10月に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録されたところの一つ。勝負の神様としてもご利益があるといわれており、特に争いは好まないし、誰かと戦っているわけではないが、「自分に勝つ」という意味で手を合わせてきた。
仕事始めの4日、会社に新しい仲間が2人加わった。うち1人は編集部。初日から新年と入社のあいさつを兼ねて取材に一緒に回った。いろいろ熱心にメモをとる後輩。素晴らしい心がけだと感心しながら、ふいに何を書いているのか聞いてみると、日高広域消防本部で取材した年頭訓示だと言う。山西良一消防長から「内々の話だから」と言われた内容だが、読み返すとどこの職場にもいえそうなこと。自分への言葉として振り返る。
日高広域消防警防隊の多くは若手といわれる職員。そこで山西消防長は「上司に言われたことを実践していればよいというわけではない。その先に何があるのか考えること。一日一つでも成長しようと工夫、実践し、積み重ねることで知識、技術が身に付き自信につながる。上司から信頼されて後輩から尊敬される職員になってほしい」と激励した。中堅以上の職員には「部下をどのようにしてやる気にさせ、まとめ、現場で戦う集団に育てるのか。自分に甘く他人に厳しい自己中心的ではチームワークを育むのは不可能。自分を律し相手の気持ちを考え行動する上司になってほしい」。入社して10年余り、若手としても先輩としても、甘えず自分と戦いたい。(笑)

