日高地方のトップを切って、日高町消防団(田端惠次団長)の訓練出初め式が5日に若もの広場で行われ、3分団と4婦人防火クラブ合わせて117人が参集した。
 きびきびとした分列行進で入場したあとに整列。松本秀司町長は永年勤続表彰の受賞者らに賞状を贈呈し、「地域防災の要となる皆さまには、町民の生命、財産を守る活動へ誇りを持って一層のご活躍を期待する」とあいさつ。仁坂吉伸知事のメッセージが代読され、来賓の清水正巳町議会議長、冨安民浩県議、太田清太郎御坊署長も祝辞で団員を激励した。部隊観閲などのあと、田端団長は「多数の出席ありがとうございます」と謝辞を述べ、「万が一の時にも迅速に対応できる組織力を構築したい」と決意を示した。このあと、萩原の奥山池に移動し、一斉放水で力強い水柱を立てた。