11月に大阪で開催された第42回社会人野球日本選手権で初優勝したヤマハ(静岡県)の九谷青孝投手(27)=みなべ町東本庄出身=が27日、みなべ町役場を訪れて小谷芳正町長に優勝を報告した。決勝で抑えとして登板した時などを振り返りながら「来年夏に行われる都市対抗野球でも優勝できるように頑張りたい」と抱負を語った。
決勝は日本通運(埼玉県)と対戦。3―1で迎えた8回2死一・二塁のピンチに登板し、きっちりと0点に抑えた。続く最終回の9回には1点を失い、なおも無死満塁のピンチを背負ったが、後続を内野ゴロ、三振、外野フライに打ち取って優勝を決めた。
九谷選手は小学2年生から地元の東本庄野球クラブに入部し、上南部中学校、南部高校を卒業。東京農業大学へ進み、2011年にヤマハに入社した。南部高校時代は軟式野球部だったが、同部池田哲也監督の勧めで大学から初めて硬式野球に転向。高校時代は近畿大会で3度の優勝を果たした。ヤマハでは2年目から試合に出始め、現在は抑えの投手として活躍。副主将も務めている。左投げ左打ちで、コントロールがよくスライダーとチェンジアップが決め球。
今回は年末休暇の里帰りを利用して役場を訪問し、小谷町長に優勝を報告。小谷町長が「梅には疲労回復効果があるので、梅干しを食べて来年も頑張って下さい」と激励すると、「梅干しは家から送ってもらって毎朝食べています。健康で野球ができるのは梅干しのおかげ。塩分補給にいい」と話した。ふるさとの子どもたちに「親が道具を買ってくれたり、送り迎えしたくれたりするからこそ野球ができる。野球ができることを当たり前と思うのではなく、感謝の気持ちを持ってもらいたい」とメッセージを送っていた。

