田辺市を拠点とするプロ野球独立リーグ球団「和歌山ファイティングバーズ(FB)」が発足し、19日に入団選手20人が決まった。同日に同市鮎川で仮契約式が行われ、「NPB(日本野球機構)の選手になれるように頑張ります」などと決意を語った。所属する関西独立リーグ「ベースボールファーストリーグ」は4月に開幕する。
田辺や西牟婁地方を野球で盛り上げようと、ことし4月に設立。名前の「ファイティングバーズ」は田辺市の闘鶏神社に由来している。ベースボールファーストリーグに加盟し、リーグ戦や交流戦を行う。監督は山崎章弘氏(和歌山市出身)、コーチは吉田篤史氏(東京都出身)。山崎監督は読売ジャイアンツで活躍し、日本ハムや中日で2軍コーチも務めた。吉田コーチはロッテや阪神の投手として活躍した。
入団選手は11・12月に和歌山、大阪、兵庫の3府県で行った入団テストに合格した20人。投手9人、捕手3人、野手8人で、県内選手は2人(いずれも白浜町)。全国の有名高校で活躍した選手らのほか、台湾選手(1人)の姿もみられた。式では谷口弘理事長が「1つ上のNPBの選手になれるように頑張ってもらいたい。地域とのつながりも大切にしてほしい」とあいさつし、山崎監督は「いま持っている夢を実現し、ドラフトにかかるように頑張ってほしい」、吉田コーチも「血のにじむ努力だけでは足りない。自分自身が上手になろうと思わないと、絶対に上達はない」と激励した。南部高校軟式野球部出身の古岡尚幸選手(20)は「高校を卒業して一度は野球をやめたが、自分の限界に挑戦したくなって入団テストを受けた。目標はNPBのプロ野球選手になること」と目を輝かせていた。1月から自主トレーニングが始まり、2月上旬にキャンプイン、3月からオープン戦、4月に開幕して10月まで48試合を戦う。同リーグには和歌山ファイティングバーズを含めて4チームが加盟している。

