先日、先輩に「来坊」という言葉を教わった。「御坊に来訪」という意味。昔はよく使われていたという。流行りの「校閲」のように間違いを正そうとしたが、逆に無知を披露するはめになっただけだった。ここは「これで読者にも説明できる」とポジティブに捉えているが、あまりに言葉を知らない、知らなすぎるというところは反省点。意識して改善しようと思う。
年末恒例となった「2016ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞やトップ10が発表された。その年の世相を表す言葉が選ばれるイベント。年間大賞には「神ってる」が決まった。プロ野球で25年ぶりのリーグ優勝を飾った広島東洋カープの緒方孝市監督がシーズン中、2試合連続でサヨナラ本塁打を放った鈴木誠也選手を表した言葉。昨年の「トリプルスリー」に続いてプロ野球界から2年連続の大賞となった。
ほかのトップ10入りは50音順に「ゲス不倫」「聖地巡礼」「トランプ現象」「PPAP」「保育園落ちた日本死ね」「(僕の)アモーレ」「ポケモンGO」「マイナス金利」「盛り土」。ノミネートされていた30語を含めて見てみると「ゲス不倫」と「文春砲」、「聖地巡礼」と「君の名は。」、「盛り土」と「都民ファースト」のように、一つの物事から複数の言葉が生まれているように感じる。
ことしの新語・流行語が決まったという話はネットで知り、すぐあとに社内でも話題になった。一人が「『神ってる』なんて初めて聞いた」と言う。確かに最も流行った言葉ではないだろうから仕方のないこと。この前も上司から「意味を変えずに分かりやすく伝えるように」と指導されたばかり。古いものも新しいものも含め、あらためて言葉と向き合って仕事をしようと思う。 (笑)

