日高川町の丹生中学校(津村仁志校長)は24日、江川の彫金師野口裕弘さん(39)を招いてキャリア教育授業を行い、1年生15人が刀について学んだ。
 野口さんは、刀を鞘に納める時に抜け落ちないようにするため、刃の根元にはめる金具「鎺(はばき)」を中心に作る彫金師。大阪で工房を持っていたが、3年ほど前から妻理恵さんの父の実家がある江川に移り住み、鎺など刀の金具のほかジュエリーも作っている。
 授業では数本の真剣を用意。生徒たちは手袋とマスクを付けて順番に持たせてもらい、重みやきれいな曲線、鋭い刃をじっくり観察した=写真=。小畠陵雅君は「思ったより重く、刃がとてもきれいだった」と話していた。鎺
 このほか、彫金師の仕事のことや刀についての豆知識なども紹介。また銅のブレスレット作り体験も行った。