ことし1年間で話題となった言葉を選ぶユーキャン新語・流行語大賞のノミネート30語が、発表された。もうことしを振り返る時期なのかと、流行語よりもまず時のたつ早さに驚くばかり。それもそのはず、師走の足音が聞こえる11月も中旬で、第4コーナーを回って最後の直線に入っている。平成28年もいよいよラストスパートである。
ノミネート30語には、ゲス不倫、SMAP解散、アスリートファースト、ポケモンGO、トランプ現象、いま話題のPPAPまで芸能、政治、国際、社会現象とバラエティー豊か。流行語の当たり年といわれるのも分かる。個人的にはリオオリンピックでの日本人選手の活躍が印象に残っているので、唯一ノミネートされたタカマツペアが目を引いた。流行語というには少しインパクトに欠けるかもしれないが、浮き沈みの激しい昨今、時代の波に乗った一時的なブームではなく、努力に努力を重ねてつかんだ栄光は純粋にかっこよかった。もちろん一時的なブームも時代の象徴である。世相を表すという意味で大事なことはいうまでもない。大賞の発表は12月1日。いまから楽しみだ。
筆者が担当する御坊市に目を向けると、どんな1年だっただろうか。上半期の半年間はまさに市長選一色だった。選挙のおかげで前進した事業があり、また住民が自分のまちの将来や魅力を考える機会ともなり、意義のある選挙であった。下半期は「おんぱく」をはじめ、市もまちをPRするプロモーション戦略策定へ力を入れており、ことしを象徴する言葉としては「魅力再発見」が当てはまるだろうか。大事なのはこれから。来年は「魅力を生かす」1年になることを願っている。 (片)

