山の幸と海の幸を使った料理で味交換する「日高地方生活研究グループとおさかなママさんとの交流会」が15日にみなべ町生涯学習センターで開かれ、生活研究グループと紀州日高漁協女性部の38人がそれぞれの味を試食した。今回が初めての試み。参加者らは「食材以外に人的な交流にもつながった」と話していた。
主催は日高地方生活研究グループ。豊かな食材と地域資源を活用し、調理に対する知識や技術を高める目的で初めて開かれた。おさかなママさんは県漁協女性部連合会のメンバーで、魚食を推進しているグループ。生活研究グループが山の幸を使った料理を紹介し、おさかなママさんが海の幸を使った料理を作って情報交換した。料理のレシピについて説明したあと、グループに分かれて調理実習を開始。おさかなママさんがアジのさばき方を教えたり、生活研究グループ会員が鹿肉の竜田揚げのコツを伝授したりして交流を深めた。メニューは生活研究グループが「鹿肉の竜田揚げ」「栗おこわ」「さしみこんにゃく」、おさかなママさんが「アジのたたき」「紀州アカモクとやまいも短冊のねばねばサラダ」「イセエビ汁」の3品ずつ。試食会では各グループが料理を紹介し、テーブルに並んだメニューをみんなで味わった。
紀州日高漁協総務部の志賀きよみ部長から海藻のアカモクについての紹介もあった。みなべ町うめ課の田中一朗課長と日高振興局農林水産振興部の柿木正明課長は「海と山の交流ができた。素材の特徴が生かされ、非常においしかった」と講評した。

