JXホールディングス㈱=東京都、内田幸雄社長=が募集した第47回JX―ENEOS童話賞の入賞作品が決まり、小学生以下の部で印南小学校4年、平田美羽さん(10)の「かたつむり先生」が最優秀賞に選ばれた。平田さんはカタツムリと子どもの触れ合いに夢が広がる作品を書いて最高評価を獲得。11月18日の授賞式で表彰され、ほかの優秀作品とともに童話集「童話の花束」に収められる。
 童話賞は1970年に宅配灯油の顧客プレゼント用として発行した一冊の童話集をきっかけに毎年「心のふれあい」をテーマにしたオリジナルの創作童話作品を募集。その中から優秀作品を「童話の花束」にまとめて発行し、全国の教育機関や児童福祉施設に寄贈されている。ことしは全国から小学生以下の部に1098編、中学生の部に1010編、一般の部に8939編の計1万1047編が寄せられ、それぞれ児童文学者、童話作家、女優・エッセイスト、児童文学作家の審査で最優秀賞のほか優秀賞や佳作、奨励賞が選ばれた。
 平田さんはカタツムリの先生と人間の子どもの愛情あふれる触れ合いを書き、その中で夢を持っていれば実現できるという心温まる教室内のやりとりを表現。昨年に続いて2回目の応募で、「梅雨の時季を前にして書いた作品でカタツムリを思い浮かべました。私も将来先生になれるように頑張りたい。入賞するなんて思っていなかったのに最高の賞をもらえて、とてもうれしいです」と笑顔を見せている。