安産祈願で有名な御坊市湯川町小松原、湯川子安神社(井口健佑宮司)で行っていた拝殿の改修工事が完成。8日に行われる湯川子安神社祭で氏子に披露される。
拝殿は昭和10年に新築され、長年の老朽化と白アリ被害で少し傾いていたため、築81年目で初の大改修を行った。柱や約28平方㍍の床、濡れ縁、欄干などは温かみのあるスギ、ヒノキの紀州材をふんだんに使って仕上げた。近い将来の発生が懸念されている巨大地震に備え、柱と柱の間に筋交い、床下には耐震工事を施した。施工は印南町印南原の㈱坂井家起こし(坂井志行社長)が担当した。7日に御霊(みたま)移しを行う。小池芳三総代長は「以前から懸案だった白アリ被害や耐震補強を、卓越した特許工法を持つ坂井家起こしさまによって改修することができました。湯川子安神社の崇敬者や氏子の皆さんの絶大なるご協力に感謝しております。今度も総代一同、維持管理に努め、後世に残していきたい」と喜んでいる。
拝殿は木造瓦ぶき唐破風造り。「戌(いぬ)の日」に腹帯を持って安産祈願する参詣者がたくさんあり、地域住民から「子安さん」の愛称で親しまれている。昨年、本殿の屋根を葺き替えており、平成18年には社務所を新築している。

