御坊市外五ヶ町病院経営事務組合議会は30日、国保日高総合病院で定例会を開き、循環器内科へ新たなX線診断装置を導入する議案などを可決した。
 装置は循環器系X線診断装置。狭心症や心筋梗塞などの治療で使われる医療機器で、モニターを見ながら施術する。同院の循環器内科は平成25年4月から診療を開始しているが、同装置は汎用のものしかなかったため、循環器に特化した専用機器を導入する。これまでより鮮明な映像になるため、医師の負担軽減と施術のスピード化を図ることができる。
 既存の装置の使用はことし1~8月までで154件あり、県内の病院では5番目に多く、新装置導入で一層の円滑治療が期待されている。費用は約1億5000万円で、来年春の導入を目指す。
 27年度事業会計決算では収益約61億円に対し、支出が約67億円で差し引き約6億円の赤字。26年度の10億円よりは減少したが、依然として赤字であることを説明し、改善に取り組むことを報告した。