県は20日、平成28年の基準地価(7月1日現在)を発表した。全体の平均価格は住宅地が26年連続、商業地は25年連続の下落となったが、前年比下落率はともに24年から5年連続で縮小。価格上昇は住宅地、商業地とも前年より増加、和歌山市の商業地は26年ぶりに上昇に転じたが、田辺市龍神村を含む本紙エリアは印南町崎ノ原の住宅地(横ばい)を除き、全調査地点で下落した。 
 県内の調査地点は270カ所(うち林地や選定替えの新規は9地点)。継続調査261地点のうち、価格が上昇したのは23地点、横ばいが20地点、下落したのは218地点。林地を除く全用途の変動率はマイナス2・0%で、前年よりも0・4ポイント縮小した。
 県全体の用途別平均価格(1平方㍍当たり)は住宅地が3万4300円、商業地が7万8600円、工業地が2万4300円。変動率はそれぞれマイナス2・0%、マイナス1・7%、マイナス3・4%で、いずれも前年より下落幅は小さくなっている。
 本紙エリアの最高価格は住宅地が御坊市湯川町財部字下河原881番14(御坊中学校東側)の3万6600円、商業地が御坊市薗字野田97番1外(日高病院北側)の5万1700円で、変動率はそれぞれマイナス2・9%、マイナス3・4%。継続調査した全用途38地点のうち、住宅地の印南町崎ノ原字横畑264番(崎ノ原郵便局付近)は昨年と同じ6650円で横ばいだったが、その他はすべて下落となった。