20日に田辺市に再上陸し、日本列島の太平洋側を横断した台風16号は、日高地方にも爪痕を残し、印南町では民家の太陽光パネルが風で飛ばされる被害があった。
印南町西ノ地の70代女性宅で、台風が再上陸した午後1時半ごろ、北向かいの家から屋上に設置されていた太陽光パネルが飛来。女性によると、「ズドーン」という大きな音とともに地震が起きたような揺れを感じた。1階にいた女性は思わず小学生の孫2人を抱きかかえ、約半時間後に家の外を見ると、2階のベランダと南側の電線に数十枚のパネルが乗り、数枚が家を飛び越えて道に落下していた。強風にあおられたとみられている。女性は「本当に怖かったです。そして外を見てびっくり。けががなくてよかった」と胸をなで下ろしていた。電線に引っかかり揺れていたパネルは、午後9時すぎにベランダに引き揚げられたという。

