みなべ町保健福祉センター(ふれ愛センター)で26日、夏休み子ども梅料理教室が開かれ、町内の小学生15人が参加した。梅農家の男性でつくる「コラボキッチン」と未就学児の母親らでつくる「プラムkitchen」の共催で、南高梅のジャムと夏野菜の梅ピザの作り方を実践指導。途中、梅に関するクイズもあり、会場は甘酸っぱい香りと子どもたちの笑顔に包まれた。
夏休み子ども梅料理教室はコラボキッチン(坂本国之代表)とプラムkitchen(坂本康好代表)の協働イベントで、3年目となる今回は2年生から5年生まで男女15人の子どもが参加。コラボキッチンの山本康雄さん(54)が梅ジャムの作り方を指導し、子どもたちは冷凍の完熟南高梅の皮を1個ずつ手でむき、砂糖を混ぜて鍋でじっくり煮込んだ。
梅を煮込む鍋はホーロー製で、梅を混ぜるヘラは木製。山本さんは「なぜホーロー鍋で木のヘラを使うのでしょうか」というクイズが出したが、子どもたちから正解は出ず、山本さんが「梅にはクエン酸という酸っぱい成分があり、鉄の鍋やヘラは梅の強い酸でサビつくからです」などと説明した。また、「ジャムに使う梅は青い梅より黄色い梅、黄色い梅より紅の入った梅の方がおいしくて体にいい」「クエン酸は疲労回復や夏バテ防止など効果があり、梅を食べると年をとらない。だからお家に帰って、お父さんやお母さんにぜひ勧めてあげて」などと呼びかけた。
夏野菜の梅ピザはスーパーで購入できるピザ台を使い、トマト、タマネギ、ナスビ、ピーマン、オクラなどをトッピング。プラムkitchenの坂本代表が野菜の切り方を一つひとつ示しながら、ケチャップの塗り方、チーズの量、おいしい焼き加減などを指導した。
上南部小学校5年生の片山嶺奈さんは初めてのジャム作りが楽しそうな様子で、「私の家は梅農家で、家ではいつもパンやヨーグルトにジャムをかけたりしながら、お母さんの作った梅料理を食べています。梅干しも大好きです」と話していた。

