今月30日から5日間、広島県で開かれる文化部のインターハイ「第40回全国高等学校総合文化祭」自然科学部門に、日高高校生物部(濱田真衣子部長)が出場する。研究テーマは「日高平野におけるメダカの生態」。文化祭ではポスター発表を行い、平成26年7月から約1年半調べてきた成果を披露する。
研究は、全国的に減少し絶滅危惧種とも言われているメダカが日高平野にはたくさんいることに着目し、その理由を探ろうと始めた。調査場所は鳥類調査も行っている和田不毛(ふけ)で、水路など9カ所を設定。26年7月から毎月9カ所を回り、27年10月までメダカの有無をチェックした。結果、6月から10月にかけてはすべての個所で確認されたが、12月から4月の冬の期間は西川沿いのみで確認。このことから冬場は水量が豊富にあり水草が多い川沿いで過ごし、春から夏にかけて水田の灌水とともに生息範囲を広げていると結論。今後は、どういう経路で生息範囲を広げていくのかなど調査するとともに、「日高平野は四方が山と海に囲まれて隔離していることから、減少の原因となる外来種が少ないのでは」という推測も記した。
予選となる県高校総合文化祭が昨年11月に近畿大学附属高校で開かれ、同校は発表資料の分かりやすさや生徒の発表方法などが評価されて最優秀賞を受賞し、全国出場権を獲得。全国文化祭では調査結果をまとめたポスターを掲示し、生徒2人が発表。専門家らによる審査を受ける。
メダカの調査をスタートしたころからメンバーとなっている濱田部長は「夏の暑い日や冬の寒い日にメダカを探すのは大変でしたが、いままでやってきたことが評価されてうれしいです。全国では恥ずかしくない発表をしたい」と話している。部員は次の皆さん。
沼野加奈、小山桃葉、中井大五、望月春菜、橋本佳多朗、松見弦、辻明希、中光咲、上山貴生、梶本明宏

