気象庁が梅雨明けを発表した18日、みなべ町の各所で梅の天日干しが始まった。
 6月に収穫した梅を1カ月ほど塩漬けし、取り出して天日に干す作業。同町東岩代、梅農家の鈴木寛一さん(63)宅でも同日から作業をスタート。自宅近くのハウスで1㍍四方の「せいろ」と呼ばれるざるに並べ、梅をひっくり返しながら4、5日かけて干し上げる。出来上がった梅干し(白干し)は加工業者に出荷する。鈴木さんは「例年3Lと4Lのサイズが同じくらいの量だが、ことしは3Lが多い。品質はいい」と話していた。