みなべ町青少年育成町民会議(天野仁会長)主催の米作り体験が11日に徳蔵地内の田んぼで行われ、町内の小学生ら約90人が昔ながらの田植えを体験した。
 昨年は国体開催の影響で行われなかったが、毎年恒例の行事。地元農家の協力で休耕田(約500平方㍍)を借りて餅米を栽培する。今回は1回目の作業。子どもたちは植え方の説明を受けたあと水田に入り、「気持ちいい」と歓声。両側から張られた目印のロープに沿って苗を丁寧に植え付けた。今後は秋に稲刈りを行い、12月には収穫祭(餅つき)を楽しむ。南部小学校6年の濱口怜花さんは「今回が2回目の参加。田植えは楽しかった。秋の収穫も楽しみにしています」と話していた。