日高高校附属中学校(上田優人校長)の3年生79人は24日から3日間、御坊市や周辺町の28施設や企業で職業体験を行った。
 日高新報社では将来小学校の先生になるため、いろんな人と話をする経験を積みたいと言う薮本佳奈さんが体験。初日は中原章雅営業部長の案内で新聞ができるまでの説明を受けたほか、ショッピング記者に同行し取材を見学。3日目はカメラとペン、メモ帳を持ち、同じ附属中生が体験している御坊市立図書館とときわ寮川辺園を訪れ、同級生にインタビューした。
 「インタビューは話がいろんな方向に進んで難しかった。写真撮影もただ撮るだけでなく、いろいろ工夫していることが分かりました」と振り返り、「初対面の人と話すときは好印象を持ってもらうため、ゆっくり話すこと、あいさつ、返事をしっかりすることを身にしみて感じました。将来、子どもたちに教えられるよう、これからも自分自身で実践していきたい」と話し、将来の夢へ一歩近づいたようだった。