現職柏木征夫氏(75)=御坊市薗=と新人二階俊樹氏(51)=御坊市島=が激しい舌戦を繰り広げている御坊市長選は、早くも中盤に突入する。両陣営とも候補者が掲げる政策やまちづくりにかける情熱、人柄などの浸透へ地道な運動を展開中。そこで本紙では、柏木陣営は西本和明幹事長、二階陣営は中村裕一選対本部長にそれぞれ「推薦の弁~この人に1票を」で聞いてみた。
 柏木陣営 わたしたちの市は人口2万4000人余りの小さなまちですが、地方公共団体として抱える行政課題は潜在的なものから新たに生まれる諸課題までたくさんあり、次から次へと息つく間もなく対処していかなければなりません。このような行政に対する要望、意見が多様化する中、市政のかじ取りを安心して託せるのは、実務経験が豊富で広い知見に基づく幅広い視野と深い見識、そして公明正大な優れた人格を備え、スピーディーに課題を見極めて冷静沈着に政治的判断を下せる方。それが誰しも一致するところだと思います。わたしは柏木候補とは、議会と執行部という緊張ある関係を築いてきました。柏木候補こそこの首長の資質が十分備わった人物だといえます。長きにわたり培った行政経験を生かし、さまざまな要望、意見に耳を傾け、きっちりと説明責任を果たした上で物事を進める。これこそが行政の長としてふさわしい姿です。行政は決して停滞することはできません。「ぶれない、偏らない、いばらない」を政治信条として住民の声を聞いて、厚い信頼関係を築き、オール御坊でのまちづくりを進める柏木候補に安心して御坊市政を任せていただきますよう、よろしくお願いいたします。
 二階陣営 人柄は、とにかく明るく、エネルギッシュですね。「何をしても変わらん」という閉塞感を突破し、新しい御坊市を創る情熱と行動力にあふれています。新しいことに対応できる若々しい感覚も持っています。そして友だち思いの優しい人でもあります。御坊市では、南海地震対策が遅れ、子どもたちが県外へ就職しているのに有効な対策ができていません。市職員でさえ市外に転居する始末です。二階候補は20年間代議士秘書として、県内外の市町村長さんの相談相手になり、課題の解決に努めてきました。今度は御坊市民のために働いてもらいたいと思っています。とくに防災対策は待ったなしです。東日本大震災の被災地での熱心なボランティア活動や子どもたちの防災訓練を通じて、防災のことを熟知している彼こそが市民を救うことができると確信しています。また、市政運営で企業誘致など産業振興をきちっと実行することで、雇用↓人口・税収増加↓財政健全化↓市民サービスの向上・次の産業対策という好循環に転換してくれると期待しています。地震や世の中の変動は市役所の都合を待ってくれません。どうすれば実現できるか、ひたすら市民のために頑張ってくれる人が二階候補です。