県は11日、県内沿岸部19市町の南海トラフ巨大地震津波浸水想定区域を「津波災害警戒区域」に指定すると発表した。
 津波災害警戒区域とは、津波が発生した場合に住民の生命、身体に危害が生じる恐れがあり、警戒避難体制をとくに整備すべき区域のことで、「イエローゾーン」とも呼ばれる。津波防災地域づくりに関する法律に基づき、近畿で初めて、全国では徳島県、山口県、静岡県に次いで4番目の指定となる。
 日高地方は由良町、日高町、日高川町、美浜町、御坊市、印南町、みなべ町の南海トラフ巨大地震津波浸水区域が対象。各市町は地域防災計画に避難場所、避難経路、避難訓練の実施等を規定し、区域内にある社会福祉施設や学校、医療施設で避難確保計画を策定することになり、津波避難対策がより確実になるという。
 県は19日午前9時半からホームページに津波災害警戒区域の想定津波高(基準水位)等を示したデータを掲載する。