県高校弓道遠的選手権大会が10日に田辺市立弓道場で開かれ、団体男子で紀央館A、女子で日高A、個人男子で紀央館の田渕善文君(3年)、女子で日高の出石美波さん(3年)が見事優勝。上位入賞にも両校の多くの生徒が入るなど、地元勢が活躍した。
 団体は1チーム3人で男子11チーム、女子12チームが出場。1人12射の合計36射の的中数で競った。男子では、紀央館A(土屋敦申、青木一真、田渕善文)は28中。女子の日高A(古田倫子、出石美波、川﨑沙羅)は19中で神島Aと並んだが、射詰めで下した。個人は男女とも40人が出場し、1人12射の的中数で競った。男子では田渕君がすべてを当てる皆中。出石さんは8中だった。
 このほか日高地方からは団体男子で3チーム、女子で2チーム、個人男子で5人、女子で5人が上位入賞に入った。優勝を除く入賞者は次の皆さん。
 【団体】男子②日高A(濵上直也、辻泰雅、山田智樹)④紀央館B(坂田祥太、大川竜賛、横山稀平、白樫蓮)⑤日高D(馬杉桜太、坊峻弥、濵上侑也、塩崎翔太)
 女子③紀央館(生駒佳永、森澤明日加、横山ほのか、西川侑季)⑤日高C(松林凛、岡本春香、大西絵麻)
 【個人】男子②土屋敦申(紀央館)③辻泰雅(日高)④馬杉桜太(日高)⑤横山稀平(紀央館)⑧椋野蓮(日高)
 女子②川﨑沙羅(日高)④小守皐(南部)⑥横山ほのか(紀央館)⑦鎌田歩美(日高)⑧大西絵麻(日高)