御坊市島の東春日地区にある「嶋の庚申さん」の会式が8日に行われ、多くの地元区民らが参列した。
 会式は世話人会(中晃一会長)が平成19年から行っている。中会長は「桜の花の下で会式を迎えられ、多数のお参りをいただきうれしい。無病息災を願い、御利益をもらって帰ってください」とあいさつ。善妙寺の木下眞人住職がお経を唱え、参列者は次々と焼香を行い、プレゼントの餅やお菓子を受け取った。
 庚申さんは古くは氏神春日神社(日高高校の武道館付近)の前に祭られていたといわれ、明治42年に現在の場所に移転。その後修繕を行ったが、平成13年に焼失。18年に再建された。