由良町が製作した原動機付き自転車(50㏄以下)用の「ご当地ナンバープレート」は、1日から税務課で交付スタート。抽選で「1」の番号は同町里、主婦の薮下さとみさん(56)がゲットした。
 ナンバープレートの大きさは縦10㌢、横20㌢。800枚製作。町ゆるキャラの「ゆらの助」などを描いたデザインで、町とふるさと協定を締結している摂南大学(大阪府寝屋川市)の学生らが、町内小中学生のアイデアを取り入れて考案した。この日、交付開始の30分以上前から順番待ちしていた薮下さんは、シンガーソングライター薮下将人さん(35)の母親でもあり、「ナンバープレートのデザインは息子が由良町PRで作詞、作曲した『がんばれ故郷』のイメージにぴったりで、1番を狙っていました。いままで抽選ごとは当たったことがなかったのでうれしいです」と大喜び。ナンバープレートを手渡した畑中雅央町長は「交通安全に気をつけながらできるだけあっちこっち走ってPRしてほしい」と話していた。