空いた時間、スマホなどでゲームやSNS、ニュースなどを見る人が多いだろう。筆者は各掲示板に掲載されたニュースとそのニュースに対する書き込みをまとめた、いわゆる〝まとめサイト〟というものをよく見る。面白いニュースやコメントを抜粋しており、数分おきに新着の記事が出てくるので飽きがこない。情報量も多く、ニュースへのさまざまな意見が見られるのが魅力だ。
日本では若者の投票率が低下する選挙離れが深刻になっている。ただ政治への関心が薄れているのかと言えばそうでもない。日米英仏韓の主要5カ国の青年(18~24歳)のそれぞれ各1000人を対象に実施した国際的な意識調査「世界青年意識調査」によると、日本は「非常に関心がある」と「まあ関心がある」を合わせると57・9%で5カ国最高だったという結果が出ている。関心の高さの背景にはインターネット掲示板やSNSなどの普及により、政治を含むさまざまなニュースが身近になってきているからではないだろうか。
今夏の参院選から投票できる年齢が18歳以上に引き下げられる。投票率は年代が若くなるにつれ低くなっており、その傾向では10代は20代を下回るかもしれない。そんな中、熊本県大津町選管は県内の2高校に期日前投票所を設置することを決めている。身近な場所で投票できる環境を整えることで、投票しやすくなる。システムや防犯面などから設置は難しいとみる自治体も多いらしいが、初めての投票を経験することにより以後の投票にもつながり、20代の投票率増にもつながるかもしれない。多くの自治体で同様の取り組みが実施されることに期待したい。(城)

