御坊市塩屋町南塩屋の関西電力㈱御坊発電所で15日、大阪・和歌山広域共同防災協議会の大容量泡放射システムによる放水訓練が行われた。
 同日午前2時30分に県北部を震源とする大型地震があり、発電所のタンクから火災が発生したと想定。すぐに大阪・堺市の東燃ゼネラル石油㈱堺工場に配備しているシステムの出動を要請し、資機材の搬送、設置、放水を実施した。
 最大毎分4万㍑の水を放射できるシステムで、搬送や設置には大型のトレーラーやクレーンを使用。ポンプから直径15㌢や30㌢の太いホースを何本も連結し、放水訓練では最大容量の半分、毎分2万㍑の海水を勢いよく放出した。2万㍑は一般家庭の風呂100杯分に相当。訓練参加者や見学者ら約200人が見守るなか、放水砲から圧巻の水柱が立てられた。
 協議会は電力や石油精製の10社で構成。万が一に備え、システムの使用、連携の確認や強化を図った。この日は訓練のため泡は使用しなかった。