みなべ町高城小学校の6年生9人は4日、梅の剪定作業を体験した。
 地域の基幹産業である梅を深く知ることが目的で、近くの学習畑で実施。高城地域共育協議会と高城地区老人会のメンバー10人が指導した。畑には12本の梅の木が植えられており、子どもたちは剪定ばさみなどで不要な枝を切り落としていった。「切るのには力がいる」などと悪戦苦闘=写真=する姿もみられたが、すっきりとした枝ぶりに仕上がると満足そうに眺めていた。同校では梅に関する学習として収穫、ネット引き、梅干しの加工などの体験も行っている。