節分の日の3日、御坊市の各園や日高町の3保育所などでそれぞれ節分行事が行われ、にぎわった。
 御坊市熊野のたんぽぽ乳幼児保育園(今井隆園長)では、保育士扮する赤と青の2匹の鬼が金棒を振り回しながら登場。園児たちは突然の鬼に大慌てで、泣いて逃げ回ったり、保育士の後ろに隠れたり。中には怖がりながらも豆をぶつける園児がいて、鬼は一時退散。再び現れた時は、全員で声を合わせて一斉に豆をぶつけ、園の外まで追いやり、園児たちは逃げていく鬼に大喜びだった。
 内原保育所では、全園児126人が園庭に出ていると、同町商工会青年部(早稲田伊織部長)のメンバーが扮する赤、青、黒鬼が登場。最初、園児たちは「きゃ~」「怖いよ~」と逃げ回り、泣き出す子もいたが、しばらくすると逆に鬼を追いかけて「鬼は~外、福は~内」と豆を投げていた。このあと、町のゆるキャラ「クエ太郎&クーコ」が登場すると、大人気。お菓子まきなども行った。