日本最大級の鍋料理コンテスト「ニッポン全国鍋グランプリ2016」が30日から埼玉県和光市で開幕し、日高町の九絵の町づくり推進実行委員会(山田理司委員長)が、名物クエ鍋で和歌山県内から初参戦。用意した初日分のクエ鍋が早々に完売する盛況ぶりで、〝元祖クエ〟を全国発信する絶好の機会となっている。
 和光市商工会などでつくる実行委員会が主催の鍋グランプリは、全国各地の自慢の鍋が集結し、十数万人の来場者やプロらの投票で日本一を決定しようとことしで12回目。過去最高の60チームがエントリーし、牛肉や豚肉、かき、ホルモン、カニなどを使った鍋を1食300円から600円で販売している。日高町からは、同委員会の山田委員長や松本秀司町長、清水正巳議会議長はじめ民宿関係者、町職員ら18人が参加。クエはイベント開催の30、31の両日合わせて地元産の天然もの180㌔分、1000人前を用意し、設けられたブースで大鍋を使ってハクサイやネギなどの野菜とともにぐつぐつ。1食500円で販売している。初日は珍しい高級魚の参戦に朝から順番待ちの長蛇の列ができるほどの大人気で、飛ぶように売れていた。和光市の地元に住む小泉一さん(16)は「クエ鍋は初めて。とても脂が乗っているのにあと味がさっぱりしておいしいです」とにっこり。奈良県から来た40代会社員の男女は「人気があると思ったので一番最初にこの鍋を選びました。大阪でクエを食べたことがありますが、やっぱり本場の味は格別。来たかいがありました」と大満足の様子だった。