小学生の第42回県冬季ミニバスケットボール大会は19、20日と23日の3日間にわたり和歌山市で男子の部、女子の部がそれぞれ行われ、日高ミニバスケットボールクラブの男子が準優勝。女子が3位となり、そろって初の近畿大会(来年2月27・28日、大阪市)出場を決めた。男女とも攻守に1年間の練習の成果を発揮。持ち前のチームワークで健闘した。
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 男子19チーム、女子16チームが各トーナメントで熱戦を展開。男女とも19、20日に和歌山ビッグホエールで1回戦から準決勝までがあり、23日に市立松下体育館で決勝と3位決定戦が行われた。それぞれ1位が全国大会(3月28~30日、東京)、2~4位が近畿大会に出場する。
 日高の男子は1回戦不戦勝。2回戦でSAKURA(岩出市)を60―33、3回戦でFKフェニックス(和歌山市)を42―36で退けると、準決勝はKIBI―jr(有田川町)を接戦の末に52―51で破り、決勝で八台(和歌山市)に46―55で涙をのんだ。女子は1回戦で本町(和歌山市)に118―4、2回戦で名草(同)に70―39で大勝利。準決勝でKIBI―jr(有田川町)に39―57で及ばなかったが、3位決定戦はSHIKAKITA(和歌山市)を逆転の46―40で下した。
 男女ともオールコートでしっかり守り、終始集中。攻守にチームプレーが光り、男子はガードの佐津、フォワードの坂口、センターの初井、女子はガードの初井、フォワードの東家、センターの北村を中心に速い展開の攻めを繰り出した。目標にしていた近畿大会出場権を獲得し、男子の佐津佑弥主将は「みんな気合が入り、いい戦いができた。優勝できなかったのは悔しいけど、秋(4位)より上位に進めたのでうれしい。近畿大会では攻め気を持って優勝したい」、女子の東家志恩主将は「チーム一丸、本気で頑張れた。3位になれたのはうれしいけど、準決勝の負けは悔しい。近畿大会では1番を目指したい」と抱負。雑賀孝之監督は「男女ともチームワークよく、1年間の集大成といえる戦いぶりだった。近畿大会では県代表として恥ずかしくないプレーをし、他府県の強豪を相手にもしっかり守り、速い展開で攻め勝ちたい」と話していた。日高の男女メンバーは次の皆さん。
 男子=雑賀孝之(代表者兼コーチ)、佐津弘晃、宮本紀和(以上Aコーチ)、雑賀亜紀(マネジャー)、佐津佑弥、坂口隆星、初井友翔、大森郁弥、田中裕貴、稲垣叶大、﨑山雅生、湯川晴弥、栗本和弥、玉置龍之介、新田紳策、那須亮太、井原翼、白井誉、宮本優、雑賀柊人、玉置遼汰郎、﨑山睦生、楠昌樹、酒井優輔、津田悠斗、小林智希▽女子=雑賀孝之(代表者兼コーチ)、宇戸秀弥、佐津弘晃、(以上Aコーチ)、雑賀亜紀(マネジャー)、東家志恩、鈴木綾夏、北村夏香、初井優奈、栗本恵実、岡本華奈、中岡美心、中栖萌華、萩平奈緒、宇戸美優、三好希愛、酒井飛香、原星空、坂成海、松本舞、佐津希実、石家茉梨、宮本奈々美、原優心、鈴木愛羅、佐津那波