国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産認定可否が決定される15日夜、「みなべ・田辺の梅システム」を申請しているみなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会は認定を確信し、みなべ町役場でリアルタイムの祝賀セレモニーを行う。イタリアで結果が出た直後、午後10時ごろには現地の小谷芳正町長から電話で連絡が入る段取りで、役場ではJA紀州、紀南の関係者らがくす玉を割り、梅ジュースでの乾杯も計画している。
今回の世界農業遺産の認定可否が決まるGIAHS運営・科学合同委員会(ローマのFAO本部)には、和歌山県から仁坂知事、県議会みなべ・田辺地域世界農業遺産促進協議会会長の坂本登県議、小谷町長、真砂充敏田辺市長が出席。委員会は現地時間の午前9時半から始まり、仁坂知事が得意の英語で最終プレゼンを行う。
委員会は約1時間半で終了し、その後、委員が認定可否の最終審査に入り、午後1時半(日本時間は午後9時半)ごろには認定地域が発表される見通し。県によると、認定証授与式が行われるFAO本部、または日本大使館へ移動する車の中から、小谷町長が役場で待つ吉本正二副町長に携帯電話で第一報を入れる予定で、約1万㌔離れたみなべ町には午後10時前後に吉報が届くとみられている。
セレモニー会場となる役場3階会議室には世界農業遺産推進協議会幹事の久保秀夫JA紀州組合長、本田勉JA紀南組合長ら関係者が9時ごろから待機し、小谷町長からの連絡が入りしだい、くす玉割りを行い、梅ジュースで乾杯。午前0時ごろからは現地のホテルから、仁坂知事、小谷町長、坂本県議、真砂市長がそれぞれテレビ電話でコメントを送る段取りとなっている。
セレモニーは一般の人の参加も歓迎。

