由良町地域交流協議会(向井宏幸会長)が21日、中地内国道42号沿いの地域交流施設「ゆらっと紀州」で青空市を催し、多くの主婦らが訪れた。
 産品は地元の出荷者協議会(中井久会長)が出品。ミカン、ハクサイ、ダイコン、カブラ、ワケギ、ミズナ、チンゲイサイなど旬の果物や野菜が100円または200円で販売された。特別イベントとして200円で特産ミカンの詰め放題もあり、大人気。袋がパンパンになるまで詰めて、さらにサービスで2、3個つけてくれるなどで喜ばれていた。
 同協議会は地元産品をPRしようと、ことし5月のゴールデンウイークにも産品販売を行った。向井会長は「今後も青空市を春と冬の年2回程度行っていきたい。地元で収穫された新鮮な野菜や果物があるので、地元はもちろん町外からも買いに来てほしい。町内で出品する人の数も増やしていければ」と話していた。
 この日は、会場の一角で地元の「里山部」が手作りした「ガラスブロックスツール」も展示販売。木枠にガラスをはめ込んだ背もたれのないいすで、おしゃれな花台などとしても利用できる。里山部では売上金の一部をチャリティー金として活用し、里地内に防災避難所を兼ねた交流スペース作りを進めている。