8日昼、JR御坊駅構内で、由良町に住む高校2年の男子生徒がプラットホームから落ち、幸い列車が入ってくるまでに助け出されたが、頭を打って意識不明の重体となっている。
 御坊署によると、午後3時50分ごろ、構内2番ホームで午後4時御坊発、和歌山行きの普通列車を待っていた生徒が、高さ約1・2㍍下の線路に転落。一緒にいた同級生が駅員に知らせ、駆けつけた市消防隊員がすぐに救助、ドクターヘリで和歌山市内の病院に搬送されたが、頭を強く打って意識がなく、安否が気遣われている。
 生徒は一緒に電車を待っていた同級生との会話中、何らかの理由で後ずさりして落ちたとみられており、事件性はないという。この事故で同列車に約10分の遅れが出る影響があった。