認知症の人や家族、支援者、一般の人がリレーでたすきをつなぐ認知症支援イベント「RUN TOMO―RROW(ラン伴)」は3日、和歌山ルートが行われ、御坊市ではランナーとサポーターら3組20人が参加した。
 
 ことしは7月に北海道を出発し、11月に福岡県でゴールとなる。全国で約8000人、県内では御坊市から和歌山市まで362人が参加してたすきをつないだ。
 御坊市役所前ではトップバッターのチームはなまるやきのメンバー4人とサポーターらが集まり、午前8時にスタート。商店街を走り、湯川町財部のファミリーマートでチームケアビレッジにリレーし、最後は御坊日高広域行政事務組合チームがファミリーマート日高萩原店まで走り、有田ブロックに引き継いだ。参加者は全員がラン伴イメージカラーのオレンジ色のTシャツを着て走り、沿道での声援もあり注目を集めていた。昨年に続いて参加のチームはなまるやきメンバーは「ラン伴のテーマである、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指して、サポートしていきたい」と話していた。