由良町食生活改善推進協議会(原美千代会長)の男性向け料理教室が29日に中央公民館で開かれ、町内の男性15人が参加した。
 指導は同協議会の5人と事務局1人。肉じゃが、夏野菜のみそ汁、キュウリとワカメの酢の物のメニューにチャレンジした。参加者は三角巾にエプロン姿で、包丁を使ってジャガイモの皮をむいたり、タマネギを一定の大きさに切ったりしていった。ぎこちない包丁さばきの人も慎重に調理を進め、煮込んだり、あえたりして砂糖やしょうゆで味付けも行った。無事出来上がったあとはみんなで試食し、自分たちの味に大満足の様子だった。
 本格的な料理は初体験という宮井孝男さん(63)は「みそ汁は作ったことがあるのですが...。料理を覚えて家族に食べて喜んでもらいたい」と話していた。