10月24日から11月22日まで開催する地域活性化イベント「みやこひめ御博(おんぱく)2015」へ向けて、各地域でプレ御博が行われている。24日には美浜町吉原の「まるあい寿司」(長谷昇代表)で巻き寿司作りが行われ、好評だった。
 32のプログラムがあり、本番を前に練習を兼ねてプレ御博を行うパートナー(プログラム提供者)が増えており、準備が着々と進んでいる。
 まるあい寿司が提供するプログラムは、「あなたにもできるプロの巻き寿司」。松葉の堆肥で育てた松キュウリや地引網でとれたシラスの佃煮など煙樹の恵みをふんだんに使った巻き寿司で、一般参加者11人は女将の長谷真理子さんに教わりながら挑戦。「の」の字にならない巻き方のポイントを伝授し、みんな和気あいあいと楽しんでいた。友達と参加した美浜町の上郁美さん(58)は「すごく勉強になったので、家でも作ってみたい。こんな楽しい雰囲気で出来るなら、御博が始まればいろんなプログラムを体験してみたい」と笑顔で話していた。長谷さんは「皆さんにどんなふうに説明すればいいかなど勉強になりました。本番が楽しみです」と胸を躍らせていた。見学した実行委員会広報担当の阪本琢磨さんは「料理教室とはまた違うプロの技を教えてもらえるし、明るい雰囲気で、本番も成功間違いなさそう」と目を細めて話していた。
 まるあい寿司のこのプログラムは、本番では11月11、12日に行われる。