日本陸上競技連盟主催の第3回全国高等学校陸上競技選抜大会が29、30の2日間、大阪のヤンマーフィールド長居で開催され、女子ハンマー投げで日高高校2年の桑原翠さんが3位入賞を果たした。記録は、自己ベストを更新し自身初の50㍍超えとなる50㍍15で、県高校記録にあと2㌢と迫る好記録。納得の投てきに満足しながらも、「次は55㍍を超えたい」と早くも次の目標に闘志を燃やしている。
高校総体では実施されていない女子棒高跳びや女子三段跳び、女子ハンマー投げ、男子3000㍍競歩などの普及・強化を図ろうと開催されており、「もう一つのインターハイ」とも呼ばれている。
女子ハンマー投げ決勝には全国の強豪12選手が出場。桑原さんは1投目でいきなり50㍍10の自己記録をマークし、目標にしていた50㍍超えを達成すると、「リラックスして投げられた」という最終6投目には記録をさらに5㌢伸ばす50㍍15をたたき出した。優勝した埼玉の3年生選手の記録は54㍍90。今大会50㍍超えは3人だけで、今シーズン含めても4人だけ。このうち2年生は桑原さんだけで、同学年では全国トップとなっている。
中学時代は砲丸投げで全国大会に出場。ハンマー投げは高校入学後から始め、記録は右肩上がり。同じ日高高校OBの大﨑かな選手(田辺高校教員)が高校時代に樹立した県高校記録50㍍17に迫る記録を2年生でマークした期待の星。「練習では投げたことはありましたが、本番で50㍍を超えられたのが一番うれしい。1投1投大事に練習し、目標は55㍍超えです」と力を込めて話している。

