日高高校は創立100周年を記念して昨年建設した100周年記念館「翔栄館」の正面に、同校2年の村井真弥さんがデザインしたモザイク壁画を描いた=写真=。
 同館の正面は無地の壁だったため何か描こうと学校が美術部に声をかけ部員たちがデザインを考案。十数人の応募の中から村井さんの作品を選んだ。
 作品は校章にも描かれている大きな黒潮の波に、太陽光が差し込む様子を描いており、「希望」をイメージ。波と太陽光が交わる部分を立体的に描くなど、細かな色遣いにも気を配っている。縦150㌢、横330㌢。今月中旬、業者によって壁に描かれ、同館の正面を彩っている。村井さんは「選ばれてとてもうれしく、非常に光栄に思っています」と喜んでいる。