先日、自動車運転免許の更新に田辺市へ行ってきた。受け付けを済ませ、県交通安全協会に入会。会費は紙面でも紹介される黄色いランドセルカバーの提供や子ども自転車大会の開催、優良運転者・交通安全功労者の表彰、広報啓発といった交通ボランティア活動に役立てられる。このほか交通事故入院見舞金やプレゼント制度の特典があり、どこか気持ちよく手続きした。
 その後、視力検査と写真撮影があり、講習を受けた。講習は一般講習。反省の意味を込め、優良講習でない理由を振り返ると、4年半ほど前、和歌山市で通行禁止の違反を犯した。狭い路地に迷い込んでしまい、早く広い道路に戻りたく道を聞こうと、交番が見えた方へ交差点を右折。ちょうど警察官がいて互いに声をかけたのを覚えている。標識の見落としだった。
 話を戻し、講習では最近の道路交通法改正をメーンに講話を聴いた。手渡された安全運転ブックを見ながら真面目に受講。標識の説明もあり、身が引き締まる思いだった。後半はDVDで学習。交通事故を起こしてしまった原因、その後の人生に与える影響を考えさせられ、あらためて法令順守やマナーアップへ意識が高まった。それが終わると、免許証交付。5年後は優良運転者講習を受けたいものだ。
 さて、ことし1月から6月末まで上半期の御坊署管内交通事故多発交差点ランキングが発表された。ワースト10のほとんどが国道42号。事故の形態は追突が目立っている。7月中の人身事故で最も多かった出合い頭と合わせ、同署によると、一時停止と左右確認の徹底で防げるケースがほとんど。初心を忘れずハンドルを握ろう。(笑)