県内の小中学校で30日以上の長期欠席をした児童・生徒のうち、その理由が「不登校」となっているのは小学校で260人、中学校で917人。いずれも前年より増加し、比率も全国平均を上回っていることが、文部科学省の学校基本調査速報で分かった。
 学校基本調査速報は、全国の幼稚園、小学校、中学校、高校、特別支援学校の園児、児童、生徒数、教員数、卒業後の状況等を調査。和歌山県内の平成27年度の調査結果をみると、幼稚園数は94園(前年度比12園減)、小学校は268校(3校減)、中学校は136校(1校減)、全日・定時制の高校は49校(1校減)。新たに調査対象となった幼保連携型認定こども園は12園となっている。
 子どもの数は、幼稚園が6912人(1116人減)、小学生が4万8488人(837人減)、高校生が2万8053人(470人減)、特別支援学校の幼児・児童・生徒は1468人(26人増)。幼保連携型認定こども園の園児は2301人。
 平成26年度の長期欠席者は小学校、中学校ともに増加しており、小学校は前年より10人多い488人、中学校は37人増加の1111人。理由はいずれも病気や経済的理由ではない「不登校」が最も多く、小学校は全体の53・3%の260人、中学校は82・5%の917人で、小学校は前年度より6人増え、中学校は53人の増。長期欠席者に占める不登校の割合の全国平均は、小学校が44・7%、中学校が76・3%となっており、和歌山県内は小中とも全国平均を上回っている。