第97回全国高校野球選手権和歌山大会は9日、県営紀三井寺球場で開会式が行われた。
 「高校野球100年」の節目の夏。入場行進ではベンチに入れない3年生も加わり、出場39校が紀北から順番に登場した。地元勢も紀央館、日高、日高中津、和高専、南部、南部龍神の順で熱戦の舞台を力強く踏みしめた。
 選手宣誓は日高の大山直矢主将(3年)=写真=が務め、「周りの人々に感謝し、最後の最後まで全力で白球を追い続けます」と声高らかに球児の夏到来を告げた。